2009.11.28.
福井大学日下教授・佐藤准教授が代表の厚労省の班会議で,上京しました。

早起きして上京すれば,少し時間的に余裕が出来るので,早朝のJALで行きました。
昨今JALは,経営関連で話題が出ていて・・・サービスもよくなった??
こんな風です。

朝日がまぶしい空路です。
御前崎・・から,三浦半島 
そして,朝陽に伊豆諸島が浮かんでいます。
細長いのが,新島ですよね・・・その邑久が,三宅島? 
そして,大島が手前に現れてきます。

 羽田到着です。

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さて,少し,時間的余裕があったので・・・京急〜山手線〜池上線(って唄が昔ありました)で,洗足池です。

初めてでした。
木枯らし吹く冬の一日ですが,でも,良い天気・・結構,陽が射すと暖かくなっていました。
水鳥たちも・・・白っぽいのや,色の濃いのや・・・。きれいに並んでいます。
池の周囲には散策路があって・・・ジョギングの方,あるいは,孫を連れた人たちや・・一杯でした。
そして色付く木の葉・・・秋も一杯でした。
池と紅葉と黄葉と青い空って・・・なんだか,見ているだけで,気持ちよくなります。
すぐ脇には,一般の住居も・・・この近くの方々はいいですね。
【この地域の古い地名は「千束」(せんぞく)であって、その名は平安時代末期の文献にも見られる。由来としては仏教用語の千僧供料(せんそうくりょう)の寺領の免田であって、千束の稲が貢租(税)から免除されていたとする説や、「大池」(洗足池の別称)を水源として灌漑に利用されたので稲千束分の税が免ぜられていたとする説などがある。のちに、身延山久遠寺から常陸へ湯治に向かう途中の日蓮が、池のほとりで休息し足を洗ったという言い伝えが生まれ、千束の一部が「洗足」となった。日蓮上人が袈裟をかけたと言われる「袈裟掛けの松」(3代目)も残っている。池の北側の中島には弁才天が祀られている。】
だそうです・・・。
紅葉です。
   
そして,千束八幡神社です,
境内には,銀杏の落葉が敷き詰められていました。
結構,参拝の方もいらっしゃったり・・・写真を撮りに来られている方も・・・。
【千束八幡神社(せんぞくはちまんじんじゃ)は、洗足池の西のほとりに鎮座する神社である。品陀和気之命(応神天皇)を祭神とする。「旗挙げ八幡」とも呼ばれる。860年(貞観2年)に千束郷の総鎮守として宇佐八幡から勧請された。10世紀前半の平将門の乱の際に鎮守副将軍として派遣された藤原忠方は、その後に千束八幡を氏神としてこの地に残り、池上姓を名乗ったという。また、11世紀前半の後三年の役では、奥州討伐へ向かう源義家が戦勝を祈願したとここにも伝えられている。1180年(治承4年)、安房国から鎌倉へ向かう途中の源頼朝がこの地に宿営したところ、池に映る月のような姿のたくましい野生馬が現れこれを捕らえたとの伝承が残る。後に宇治川の先陣争いで佐々木高綱を乗せ、梶原景季の磨墨と競うことになる、名馬「池月」である。頼朝軍はこれを吉兆とし、旗を差し上げ大いに喜んだという。本殿の横に赤目で歯をむく池月を描いた大きな絵馬が奉納されており、さらに境内には池月の像が置かれている。例大祭は9月に行われており、重要無形民俗文化財に指定されている神楽が奉納され、洗足池の秋まつりとして親しまれている。】
ということで,由緒もしっかり・・・。古いっすね。
境内に拡がる銀杏の落葉の黄色が・・・いつになく神社を特別の場所にしているようです。
こんな風に,写真は撮らないと・・・

椿と銀杏と・・・
源氏平家の時代なのですね・・・。
そして,名馬池月です。
野生馬だったのですね・・・。
本当に大きな銀杏が一杯で・・・・黄葉は素晴らしいです。
水鳥たちものんびりと・・・。
  
なんだか,本当に今が盛りの彩って感じで・・・素適ですね。
いろんな場面を見せてくれます。
そして,ひとつひとつの場面が,まぶしい陽射しに美しく縁どられているようです。
湧水池であり、流れ込む川はないが、付近一帯には農家が作物の洗い場として利用していた大小の湧水が多くあり、用水路を通して池に流れ込んでいた。洗足池の主要水源となる湧水は4か所あったとされ、現在は清水窪弁財天(大田区北千束1-26)の涌水が残っている。今も水量が豊富で、浸透管を用いて洗足池に流れている。】
だそうです。
少し登ると・・・・桜が一杯の小高い丘に出ます。
こちらでも,落葉をきれいにする方々も働いておられました。沢山の方が,されていました。
雀や・・・そして池にもたくさんの鯉でした。
ボート遊びの・・・外人さんですけれど・・。
池の中ほどに・・・弁財天が祭られています。
ここにも写真家の方たちも一杯でした。
でも,確かに,写真に残したくなる彩です。
思い思いの休日を・・って感じもよいですね・・。
鳥に餌をやる人もいます・・・鳥たちは羽ばたきます。
水面に彩が映るのもステキですね。
北側の方ですが,ビオトープにもなっています。
でも,そんな事とは関係なく,鳥たちは羽を休めたり・・・木々は色付いたり・・・。
大田区観光協会の出店が今日は設けられますか?
【かつては、池のほとりに勝海舟晩年の邸宅「千束軒」があったが戦災で焼失。現在は勝夫妻の墓が残り、大田区の文化財に指定されている。幕末、勝は江戸総攻撃中止と江戸城無血開城を西郷隆盛に直談判するため、官軍の薩摩勢が本陣をおいた池上本門寺へ向かう途中、洗足池のほとりで休息した。明治維新後、池の風光明媚を愛した勝が移住し、西郷もここを訪ねて勝と歓談したと言う。勝夫妻の墓の隣に「西郷隆盛留魂碑」が建つ。これは、西郷が西南役に倒れた後、当時の東京府南葛飾郡の浄光院境内に勝が自費で建てたもの。1913年(大正2)に荒川放水路開鑿に伴い、当地に移建された。】
という辺りに来ました。
明治維新ですね!
今の日本政権交代して・・・仕分け作業で科学技術費の削減は,頂けないですが・・・。
でも,無名の人たちにも,人生という歴史が刻まれていくのですよね・・・。
そして木々たちは,そんなことも関係なく,色付いてはまた新しい葉を芽吹いていくのですよね。
想いおもいの休日を過ごす人たちは,木々の彩に気持ちを和ませています。
暖かな小春日和の秋は・・・素適に過ぎていきます。
なんか,この後,会議に出たくなくなってきたり・・・。
砂場は。。。網がしてありました・・・これが都会?
妙福寺さんです。
袈裟掛けの松があるとのことです。
日蓮上人の像もありました。
洗足池に訪れて・・そのままお参り出来るのもよい感じです。
いくつかの碑も立っていました。
良い佇まいのお寺さんです。
住職さんが,少年野球にかかわってられるのかな? 少年たちが後片付けに来ていました。
池の端に・・・お寺です。
境内を超えるところから,池が,そして色付きがきれいに見えます。
さて,そろそろ・・・一周って感じですか・・・
大田区の洗足池図書館のところに出てきました。

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さて,この後,会議のために・・・田町へ・・。

東京タワーすぐ近くです。
高札場の後が,交差点ですね。
そしてぶらっと歩くと・・・三田の住友不動産のツインビル横にも秋が一杯でした。
そして,キリシタンの遺跡もありました。
  
あちこちに秋が一杯でしたね。
エレベーターで坂の上に登れます。
   
登った上は,聖坂の所・・・2年前に三田に泊まって,高輪で学会があった時,よく歩いた道でした。

さぁ,会議です。